十種ガ峰 冬の長門富士へ
山口県阿東町の徳佐盆地に盆地に入るとひと際、目立つのが「十種ケ峰」である。
別名「長門富士」とも言われるように、綺麗な山容の山である。
単独峰であり、山頂には木々がないため、山頂からはまさしく360度の素晴らしい大展望を望むことができる。
そんな十種ケ峰に登りたくて2年前の晩秋に神角から登りその大展望を満喫した。(晩秋の十種ガ峰)
今回、積雪期の十種ケ峰に市場バス停よりスキー場経由で登ったので紹介したい。

山行日:2011/1/8 市場バス停発(8:53)-スキー場(9:23)-リフト上部(10:10)-ゲレンデ最上部広場(11:18)-山頂(12:21-34)-スキー場(13:33-50)-市場バス停(14:46)
温泉:柚木慈生温泉(500円)  メンバー:Taka、セイント
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↑阿東町から見る十種ガ峰(長門富士)。秀麗な山容である。

前夜、仕事終了後に山口市まで移動し、市内の駐車場で車中泊。寝る前に一杯やろうと駐車場近くの居酒屋スナック「秋刀魚」に入る。偶然入ったお店であったが、ママさんやバイトそしてお客も暖かく迎えてくれ、思いかけず楽しい時間を過ごすことができた。また機会があったら是非とも寄りたいお店である。

翌早朝、山口市を出発し、今回、登山口の予定のしている十種ケ峰スキー場へ向かう。かなり寒く、路上の気温はマイナス6度であった。阿東町へ向かう9号線は除雪はされているが、路肩はかなりの雪である。国道9号線から県道315号線の入り、阿武川沿いの市場から十種ケ峰スキー場へ向かう。
ところがここで問題発生。車のタイヤはスタッドレスなので多少の凍結は大丈夫と思っていたが、スキー場へ登る坂道がスリップして登れないのである。何度か挑戦したが危ないので、下の県道まで戻り、市場バス停の広場に車を止め、バス停から歩くことにした。後でスキー場に人に聞いたのだが、凍結時のこの坂はスタッドレスでも2駆では無理らしい。冬季に2駆で行かれるかたは路面状況など注意が必要だ。
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県道沿いの市場バス停から歩いてスキー場へ向かう。
道路の路肩には除雪されたゆきがかなり残っている。やはりこの地域は雪が多いようだ。
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約30分の歩きでスキー場へ到着する。雪の多く天気もいいことから、既にかなりの人たちがスキーを楽しんでいる。
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スキー場のゲレンドの端っこを邪魔にならないように登る。
積雪は50-100cm程度。途中でワカン装着する。
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ゲレンデが太陽で光りとても美しい。
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ゲレンデを登りきると台地の広場に出る。真ん中に大きな木があるのが印象的である。
この広場から樹林帯に入るが、山頂まではトレースのない新雪である。
一月初旬でまだ雪が締まってないので、ワカン装着でも腰まで埋まるほど。
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樹林帯の中はかなりの急斜面であるため、新雪に埋まりラッセルが進まない。
腰まで埋まりながら雪と格闘する。
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初めてのワカン装着で新雪と格闘するセイント氏。
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急斜面を登りきると樹林帯を抜け視界が開け、眼下に下の景色が見えてくる。
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ここから山頂までは気持ちいい尾根歩きである。
雪がなければ下は笹原であるので、時折、ズボっとはまりこみ抜け出るのに苦労する。
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標高は1000m以下であるのになかなか見応えのある雪の稜線である。
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後でわかったのだが、この稜線で昨年新調した度付きサングラスを落としてしまった。
この写真ではサングラスを帽子の上にかけているが山頂で気づいた時にはなかった(悔)。
すぐに気付けばよかったが気付いたときには後の祭り。
時折ちらつく小雪でもトレースが少し薄くなってくるのでその中でどこに落としたかもわからないサングラスは探しても無駄であった。
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時折ガスが出ると辺りは見えなくなるので、慎重に進む。
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ガスが晴れると360度の大展望の稜線である。
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気温が低いためか表面が凍りぎみなのでワカンの埋まりも少なくなり快適な稜線歩きだ。
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単独行だと自分の写真がないが、今回はセイント氏が後方から写真をいっぱい撮ってくれたので嬉しくてポーズをとる。
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雪と格闘しながら後ろから追いかけてくるセイント氏。
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稜線の雪面がとても綺麗だ。誰も歩いてないのが気持ちいい。
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山頂へ到着!見覚えのある山頂モニュメント雪に埋もれていた。
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生憎、ガスがかかり視界はあまり良くないが、ガスが晴れ間から時折眼下に徳佐盆地が見える。
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山頂でお決まりのゲオポーズ!
寒いので早々に山頂を引き上げる。
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下山は鳥居方面へ周回する予定であったが、サングラスを探すために来た道を戻る。
しかし、サングラスは見つからなかった。
時折、足がはまりこみズッコケながら一気に駆け下った。
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by taka_ippuku | 2011-01-08 23:32 | 山口・中国地方他の山
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