雪の安蔵寺山 ~ゴギの郷、高尻ルート~ (1263m 島根県)
安蔵寺山は春、夏、秋に3度登ったことがある。ブナの原生林が素晴らしいので、春と秋は奥谷登山口から登り、新緑と紅葉のブナ林を満喫した。
冬も雪が多く楽しめ、展望台からの眺めも素晴らしいと聞いていたので以前から雪の時期に行ってみたいと思っていた。
冬期はゴギの郷からの高尻ルートが一般的であるらしいので、昨年の夏にそのルートで登り(夏の山行記録)下見を行ったので是非とも今シーズンは行きたかった山である。今回はワタスゲさんが同行してくれた。

【山行日】2011年2月6日晴れ
【コース&タイム】ゴギの郷登山口(8:47)→林道お地蔵さん登山口(9:14)→大岩(10:19)→避難小屋(10:32-39)→展望台(11:23)→安蔵寺山頂(11:33-12:25)→林道お地蔵さん登山口(13:25)→ゴギの郷登山口(13:50)
c0185552_1546554.jpg

前日、夕方に北九州を出発し、前夜は六日市温泉道の駅にてP泊させてもらう。天気が良かったせいか、明け方はかなり冷え込み-6℃であった。
六日市から国道187号線を北へ向かい、吉賀町から右折し県道42号線を匹見方面へ向かう途中に登山口であるゴギの郷がある。ここ一週間は寒波が緩んだせいか、車道には雪がなく助かったが路肩は除雪された1m近い雪があり雪が多い地域であることを実感する。
ゴギの郷へ向かう途中、目の前に朝日を浴びた安蔵寺山が見えてくる。山頂手前の笹原が雪に覆われ、白く輝いている。天気も良く、これからあのピークを目指すかと思うとワクワクしてくる。
c0185552_15552570.jpg

ゴギの郷には広い駐車場があるのだが、雪で埋もれており駐車場に入れないので、登山口手前の路肩へ車を止める。既に1台の車が止っており、一人の男性が登山準備をしていた。
これから安蔵寺山へ登るらしく二言三言会話をかわし見送りする。後でわかったのだが、この男性は「HP山口県の山」の掲示板で投稿されているイワカガミさんであった。
c0185552_1555483.jpg

我々も出発準備をする。準備が終わり登山口で記念撮影をして出発しようとした矢先に凍りついた路面でつるりんと滑りこけてしまった。なんともみっともないが頭を打たなくて良かった。
c0185552_15561148.jpg

ここからは林道途中の登山口まで歩いて行く。林道は積雪は50cm程度であるが、ここ数日は暖かくて雪が降ってないせいか、しっかりしたトレースもあり、また気温が低く凍りぎみであるせいか雪が締まっており歩きやすい。
c0185552_15564835.jpg

夏道と同じ30分弱の歩きで林道途中の登山口へ着く。ここには地蔵さんがあるはずだが、雪に埋もれてその姿は見えない。天気がいいのでここで上着を脱ぎ服装の調整を行う。
c0185552_15571934.jpg

お地蔵さんの登山口からは尾根に取り付き、後はひたすら尾根沿いに登る。前日の登山者がシリセードで降りており、その滑った跡が凍っており、逆に登りにくく苦労する。雪の硬さがちょうどいいため、キックステップで快適に登る。途中で登山口で一緒になったイワカガミさんに追いつく。トレースがあるといいながらも先頭はやはり疲れるものである。先頭を交替しながら登る。
c0185552_1602351.jpg

前夜に飲みすぎたせいか私はピッチがなかなか上がらなかったが、ワタスゲさんは元気よくトップを進んでいた。
c0185552_160533.jpg

尾根の登りは樹林の中であるが、冬であるので明るく気持ちがいい。天気もよく気温がグングン上がってくるので、途中、体温調整でいろいろなものを剥ぎ取りながら登る。
c0185552_1611986.jpg

地蔵登山口から約1時間で923mのピーク(廻り岩)に着く。岩の先からは展望がよく、木々の間から目指す安蔵寺山の山頂が見えてくる。まだまだ遠そうだ。
c0185552_1632347.jpg

<↑廻り岩より安蔵寺山ピークを望む>

大岩の先は切れ落ちているので、手前から右側に降りながら巻く。谷側が急斜面なので雪の状態によっては注意が必要。慎重に進む。
c0185552_1653691.jpg

大岩を過ぎ少し行くと、雪に埋もれた青い三角屋根の避難小屋が見えてくる。天気がいいので小屋の横で休憩する。悪天候の場合、ここに小屋があるのは非常に嬉しいものである。
c0185552_167213.jpg

c0185552_1673936.jpg

        <↑雪に埋もれた三角屋根の避難小屋>

小屋を過ぎると、目の前に安蔵寺山が見渡せるいい場所に出る。ゆっくりと山々を眺めながらその景色を楽しむ。
c0185552_16105263.jpg

c0185552_16111521.jpg

ここからは再び急な斜面の登りとなる。息を弾ませながら登って行くと樹林を抜けたかと思うと、広々とした視界が広がってくる。
c0185552_16114747.jpg

振り返ると、眼下に雪景色の山々が見渡せなかなか爽快な展望である。ワタスゲさんが元気よく駆けあがってくる!
c0185552_16124382.jpg

c0185552_1612578.jpg

夏は笹原の台地が雪で真白な雪原。展望もよく解放感たっぷりで気持ちいい。青い空と白い雪原が綺麗で快適な歩きである。
c0185552_16155437.jpg

         展望を楽しみながら写真を撮りあう。
c0185552_16172874.jpg
c0185552_16174493.jpg

  雪は締まっているが、油断すると股まで埋まってしまい、脱出するのに大変である。
c0185552_16184350.jpg

             ズボッ!
c0185552_1618231.jpg

  展望を楽しみながら、白い雪原を行くと展望所に到達する。ここからは眺めが非常にいい。
c0185552_16192328.jpg

ここにはベンチがあるのだが雪に埋もれその姿は全くない。この展望所からの眺めは素晴らしい。寂地山系がよく見渡せる。
c0185552_16194029.jpg

目の前に小五郎山の三角形の綺麗な山容が見え、容谷山から右谷山、寂地山、冠山への山並みも良く見える。しばらく展望を満喫した後、山頂へ向かう。
c0185552_16202348.jpg

樹林の中を山頂へ向かう。木々の枝に途中に雪が留っており、なかなかおもしろい景観である。夏道とは違うルートで直で安蔵寺山頂へ向かう。
c0185552_16205049.jpg

山頂に着くとイワカガミさんが既に到着されていた。山頂標識がかなり埋もれていた。ここの山頂標識もかなり背丈が高かったので、かなりの積雪である。1.5mはありそうだった。
イワカガミさんにお願いして、山頂写真を撮っていただく。
c0185552_1622121.jpg

   他人に頼むにはちょっと恥ずかしいが、お決まりのゲオポーズ!あらよっと~!
c0185552_16222492.jpg

天気はいいが、少し下り気味。他に登山者はおらず、三人でのんびりと昼食!
この時にイワカガミさんと話をしていると、ネットの話になり「山口県の山」HPの話となった。
山口県の山HPは私も時折お世話になっていたので話がはずんだ。
初めてお会いするとは言え、同じネットの話で盛り上がると、昔からの知り合いだった気分になってくるのがネットのおもしろさである。
c0185552_16233559.jpg
c0185552_16234931.jpg

天気も下り坂になってきたので下山する。雪の中の下りを一気にかけ下るが、気温上昇で雪が緩んでおり、時折、ズボっとはまり込む。
c0185552_16242770.jpg

結局、我々もシリセードで下ってしまった。
c0185552_1965340.jpg

イワカガミさんとは最後まで一緒であった。いろいろお話もさせていただき楽しい山行となりました。ありがとうございました!
またどこかの山でバッタリお会いできることを楽しみにしています!

【山行日】2011/2/6 晴れ 安蔵寺山
【温泉】六日市温泉ゆらら(600円) 【メンバー】Taka、ワタスゲ(九州さんらく会)、(イワカガミ)
[PR]
by taka_ippuku | 2011-02-06 22:42 | 山口・中国地方他の山
<< 寂地山撤退 雪の英彦山  北西尾根 >>